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輸入壁紙を貼る、という技術とは?

2018年2月15日

 

日曜大工という言葉よりも、最近ではすっかりDIYという言葉のほうが主流になってきました。ではなぜDIYは人気なのでしょうか?、、、ネットで調べてみました。笑

 

すると・・・

 

・材料費だけで済む(技術代がいらない)

・自分だけのオリジナルを作ることができる

 

などのメリットが出てきました。もちろんそれに加え作業すること自体が好きな方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

 

輸入壁紙も自分で貼ろうと思えば、、、貼れます笑。そうなんです、知識と道具があれば貼れちゃうんです。(もちろん柄物を貼るのは難しいですが。)

 

しかししかし、WALLSは輸入壁紙の専門施工会社です。ハンガー(壁紙を貼るプロの職人のことをそう呼びます)による丁寧で確かな施工により、壁を彩っています。

 

職人

 

 

もちろんDIYを否定するような思いはありません!むしろDIYで出来てしまうからこそ、、、我々はプロとしての誇りと自覚を持ち、

 

「プロに頼んでよかった。プロに頼む価値があった。」

 

そう思っていただかねばならないと考えています。そしてそう思っていただけるような、ノウハウと技術を持ち合わせていると自負しております。

 

ではそのノウハウとは?技術とは?

 

みなさんにはイメージしにくいかと思われます。今回は実際に輸入壁紙を貼るハンガーの技をご紹介したいと思います。職人が職人と呼ばれる所以はここにあるかと思います。

 


 

ハンガーたちの壁に向き合う姿勢

 

国産の壁紙や量産壁紙(賃貸住宅などで貼られている一般的な壁紙)は、どれだけ手際よく貼れるかが腕の良し悪しとされています。しかし輸入壁紙となると少し状況は変わってきます。柄ものなどデザイン性の高い輸入壁紙は、貼るに当たっていくつかのポイントがあります。

 

職人の施工におけるポイントとして、1つめに【割り付けを考える】があります。

ジョイント

 

図の赤線のような部分にジョイント(壁紙と壁紙のつなぎ目部分)が来ないように割り付けを考えます。理由は赤線の位置でジョイントしてしまうと見た目もあまりキレイではなく、剥がれやすいからです。

 

 

そのように割り付けを考えていく上で、職人の施工における2つめのポイントがあります。それは【柄の見え方を考える】ということです。

柄のバランス

例えばこの施工例。

このような無機質な風合いの壁紙の柄の特徴を活かして、単調にならないように柄の見え方を意識して貼っています。ただ単に貼るのではなく、壁紙の柄を理解してこの壁にはどのように貼ったら一番映えるだろうかという点を意識しています。

 

 

そしてもう1つのポイント。それは【垂直に貼る】ということです。

垂直

 

垂直に貼るなんて当たり前ですよね。でも一見まっすぐに見える壁も実は1〜2mmほど傾いていることがほとんど。そこで登場するのが壁を垂直に測るレーザーです。このレーザーをもとに、垂直に壁紙を貼っていくことで確かで美しい施工を実現しています。

 

 


 

美しいものを最も美しく貼る

 

今回3つのポイントをご紹介いたしましたが、どのポイントにも共通するもの。それは壁と壁紙、その両方と真剣に向き合っているということです。

 

例え同じ壁紙でも現場が違えば(壁が違えば)、施工の方法も壁紙の柄の見え方も変わってきます。その1つの現場、1つの壁、1つの部屋に最適な施工を。そしてお客様にお選び頂いた壁紙が最も美しく見える貼り方。そのような考えをもとに、ハンガーは壁紙を貼っていきます。その真摯さが、ハンガーの誇りでもあるのです。

 

ハンガー

 

私達は輸入壁紙を貼るプロとして、プロにしか成し得ない技術や知識を持っています。

 

輸入壁紙は壁を彩り、部屋を彩り、空間を彩る美しいものです。だからこそただ単に貼るのではなく、美しく貼ることを真剣に考えながらハンガーたちは日々腕を磨いています。